今現在、ひげ脱毛を受けてみようとお考えの皆さんが、初めに決めるべきことは、ひげ脱毛を受けるために”脱毛サロン”か”クリニック”のどちらに行くかということです。
ここで、知っておくべきことは、脱毛サロンとクリニックで大きく異なるのは”脱毛方法の種類”です。
基本的に脱毛サロンでは、フラッシュ脱毛（光脱毛）と呼ばれる脱毛方法が主流となっているのに対し、クリニックではレーザー脱毛という脱毛方法が主流となっています。
どちらの脱毛方法も、光源を利用して脱毛をしていくという仕組みなのですが、違いはどこにあるのでしょうか？
実は、脱毛サロンで取り扱える脱毛機では、一定以上に高い出力を出すことが出来ません。
そのため、最も大きな違いというのは”脱毛機の出力の差”ということが出来ます。
しかし、それ以外にも脱毛サロンとクリニックでひげ脱毛受ける時の違いはありますのでご紹介します。
１．脱毛料金
皆さんご存知の通り、脱毛サロンではお得なキャンペーンや初回お試し脱毛などを実施しているお店が多いです。
そのようなサービスを上手に利用することで、ひげ脱毛に掛かる肥料を低く抑えることが可能なんですね。
クリニックでひげ脱毛を受ける場合、最近はかなり料金が低くなってきていますが、それでも脱毛サロンと比較すると高額な料金になることが多いです。
また、ほとんどの脱毛サロンでは、コース終了後の保証制度が設けられているため、コース終了後にはお安い料金でひげ脱毛を継続することが可能となっています。
２．施術時の痛み
脱毛サロンで行うフラッシュ脱毛の場合、出力が抑えられているため、施術時にあまり痛みを感じない男性が多いです。
顔（ひげ）については痛みを感じやすい部位ですが、フラッシュ脱毛の痛みぐらいなら耐えられる男性がほとんどではないでしょうか。
しかし、クリニックで使用するレーザー脱毛機の出力はかなり強力なため、フラッシュ脱毛よりも強い痛みを伴います。
痛みの感じ方には個人差がありますが、顔（ひげ）に照射した時には、痛みに耐えられずに途中で断念される男性もいるぐらいです。
レーザー脱毛では、別途料金が必要なことが多いですが、麻酔を使用して痛みを緩和することも可能となっています。
３．施術回数と＆脱毛期間
脱毛サロンでフラッシュ脱毛を受けた場合、個人差もありますが大体12～15回程度でヒゲの自己処理がほとんど必要ない状態を手に入れることが出来ます。
対して、クリニックのレーザー脱毛の場合は、6～10回で自己処理がほとんど必要ない状態にすることが出来るため、回数的には少なく済むことが多いです。
脱毛が完了する期間については、脱毛サロンの場合2年間程度、クリニックの場合1年～1年半程度となっており、こちらもレーザー脱毛の方が短くなることが多いと言えます。
４．トラブル時の対応
脱毛サロンでひげ脱毛を受けた場合、施術終了後に顔の保湿をしてもらえます。
クリニックの場合については、保湿などのアフターケアは無く、炎症が起きた際の塗り薬が処方されます。
施術した翌日以降も肌の炎症が継続する場合には、自宅で塗り薬を使用する必要がありますが、基本的には皆さんその日のうちに炎症は治まります。
そして、万が一、脱毛施術を受けてお肌にトラブルが起きた場合、クリニックでは医師に即時診察をしてもらうことが可能です。
脱毛サロンでは、医療機関と提携しているサロンであれば、すぐに提携先の病院で診察を受けることが可能となっています。
５．永久脱毛の有無
脱毛サロンでは、皆さんが耳にしたことがある”永久脱毛”を行うことは出来ません。
実は、永久脱毛というのは医療行為に当たるため、クリニックでしか受けることができないんですね。
しかし、ここで一つ注意点としては、永久脱毛の本当の意味は、皆さんがイメージされている”今後１本もひげが生えてこない”という意味ではないということです。
髭（ひげ）というのは、男性ホルモンなどに強く影響を受ける体毛です。
そのため、ひげ脱毛で一時的に髭が生えない状態を手に入れることが出来ても、この先ずっと生えないようにするというのは不可能です。
これは、”永久”という言葉が独り歩きしてしまっているために、クリニック側とお客様側の間に生まれたギャップとなります。
もちろん、永久脱毛でひげを処理しても、フラッシュ脱毛でひげを処理しても、ひげを生えてこない状態にすることは出来ますが、その効果に永続性は無い、ということをご理解ください。
以上が、脱毛サロンとクリニックで受けるひげ脱毛の違いについてです。
それぞれのメリットとデメリットを知って頂き、ご自分に最適なひげ脱毛を受けるようにしましょう！